■ミャクミャクのラッピング列車JR西日本は日本国際博覧会協会と広報・プロモーション協賛契約を締結し、開催 500日前の11月30日から「ミャクミャク」などのデザインをラッピングした列車1編成を大阪環状線とJRゆめ咲線で運行する。日本航空も28日から特別塗装した「JAL ミャクミャクJET」を伊丹空港を拠点とする国内線で運航する。■マルビル跡地に万博バスターミナル日本国際博覧会協会は、JR大阪駅前の複合ビル「大阪マルビル」跡地を万博シャトルバスのターミナルとして利用するため、所有者の大和ハウス工業と協賛契約を結んだ。同社がターミナルを整備し、協会に無償で貸与するという。■中之島で「万博の展覧会」万博の魅力を伝える「博覧会の展覧会」が11月25日〜 12月25日に大 阪 市北区の府立中之島図書館で行われる。今年で4回目。大阪・関西万博の最新情報を紹介するほか、1970年大阪万博のグッズなども展示。セミナーも開催される。入場無料。問い合わせは同図書館(電話06・6203・0474)。■「万博に行ってみたい」は半数産経新聞グループの調査会社、産経リサーチ&データが5月にネットで実施した大阪・関西万博についてのアンケート(回答者2424人)によると、万博に「ぜひ行ってみたい」と答えた人が 21.4%、「できれば行ってみたい」が 32.3%と、あわせても半数にとどまった。地域別では開催地の大阪で7割以上、大阪を除く近畿でも6割以上が「行ってみたい」としたのに対し、北海道・東北、関東、九州・沖縄は同回答が半数以下だった。■夢洲の建設風景をライブ配信大阪・関西万博の建設工事の様子をリアルタイムで見ることができるライブ配信が始まった。会場から約4㌔離れた大阪・南 港 のアジア太 平 洋トレードセンター(ATC)の11階にカメラを設置。「ワクワクEXPO広場」のサイト(QRコード)から見ることができる。木材が重なった3階建てのデザインの日本館(経済産業省提供)大丸梅田店のオープン日に「一日店長」を務めたミャクミャク(2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィス提供)天候や時間帯によって表情が変わるガスパビリオンのイメージ図(日本ガス協会提供)ビリオン「日本館」の起工式が9月11日、ーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」アピールする中核的な施設となる。日本館は木材が重なった3階建ての特メートル。来場者に日本の循環型社会どを体験してもらうほか、各国要人をもなす場所としても利用されるという。販売するオフィシャルストアが、あべのハカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)と大あべのハルカス店は売り場面積42平方ートル。万博のシンボルカラーの赤と青彩られた空間に、万博の公式キャラクー「ミャクミャク」のぬいぐるみやTシャツ、ーホルダーなどの商品が並んでいる。店長」に就任し、吉村洋文・大阪府知9月22日、大阪・関西万博に出展する「ガパビリオン」の起工式を行った。「化けろ、来!」をコンセプトに、お化けの不思議世界で子供たちに未来のエネルギー問などを考えるきっかけをつかんでもらうた三角形の膜構造の建物で、外膜に大ガスが開発した放射冷却素材を使い、房などに必要なエネルギーを抑える。周チェコ、モナコ、ベルギー、ルクセンブルクの4か国が0月20日までに、大阪・関西万博のパビリオン建設にる。このうちチェコのパビリオンはガラスのらせん構造とう建物で、来春に着工し、完成は万博開幕 1カ月前の025 年 3月になるという。大阪・関西万博に日本政府が出展する洲で行われた。ホスト国として万博の的なデザインで、延べ面積1万1300平総合プロデューサーを務めるデザイナー大阪・関西万博の公式ライセンス商品梅田店(大阪市北区)にオープンした。開店日の9月6日にはミャクミャクが「一都市ガス事業者でつくる日本ガス協会験型施設になる。カーボンニュートラルな火」をイメージ要な「仮設建築物許可」を大阪市から取得した。建の遅れが心配されている海外パビリオンでは初めてと海外パビリオンには、参加国が独自に建物を設計・建設する「タイプA」、日本側が建てて内装は各国が手がける「タイプB」、日本側が建設し複数の国で共同使用する「タイプC」の3種類ある。参加表明した約150か国・地域のうち56か国・地域がタイプAを希望しているが、建設業者との契約にこぎつけたのは同日段階で約3分の1の20か国にとどまっている。資材高騰や人手不足で業者との契約が難航しているとされるが、開幕に間に合わない恐れも指摘されている。このため、日本国際博覧会協会は建物のデザインを簡素化したうえで日本側が建設を代行する「タイプ X」方式への移行を提案していた。ただ、同方式はデザインの自由度が狭まるため、採用する方針を決めたのはこれまでにアンゴラ1か国だけとされている。米国のジェイソン・クーバス駐大阪・神戸総領事は10月12日に行った記者会見で米国館について「(タイプAを)変える計画はない」と明言。着工は来春になるが、「開幕までに確実に完成させる」と語った。一方、海外パビリオンとは対照的に、民間パビリオンなど国内勢は順調に建設作業が進んでいる。 の佐藤オオキさんは、起工式で「ありとあらゆるものや命は何か役目を終えても次の役目につながり、それが連鎖することで大きな循環が生まれることを体感できるパビリオンにしたい」とあいさつした。日本館の建設工事をめぐっては当初の予定価格内で応札がなく、開幕に間に合わせるため、任意に業者を選ぶ随意契約に切り替えた経緯がある。着工は当初計画より約3カ月ずれ 込んだが、予 定 通り2025年2月末の完成を目指している。事らとともにテープカットを行った。大丸梅田店は9月27日にオープン。宝塚歌劇団とコラボレーションし、男役と娘役をイメージしたミャクミャクを描いたパスケースなどの販売も同日から始まった。オフィシャルストアは、日本国際博覧会協会などが情報発信の場として開設。石毛博行事務総長は「お客様に買って、見て、楽しんでいただき、一緒に万博を盛り上げていきたい」としており、万博協会は今後、全国に店舗を拡大する方針だ。囲の風景が鏡面の膜に映り込み、夜は青白くライトアップされる。コンセプトには、2050 年 のカーボンニュートラル実現に向け一人一人が意識や行動を大きく変える(化ける)ことで、希望に満ちた社会や世界に変わっていく(化ける)という思いを込めている。建物も天候や時間帯、見る位置によって表情が変わる(化ける)という。同協会は1970年の大阪万博で「笑いの世界」をテーマに出展している。Nov.2023 VOL.043ェコなど4か国に海外勢初の建築許可環社会体験できるパビリオンに本館の起工式行われるルカスと梅田大丸に公式ストアャクミャクが「1日店長」にンセプトは「化けろ、未来!」候などで表情変えるガスパビリオン
元のページ ../index.html#3