皆さん、こんにちわ。「Libr.AS」のコラム、第3回目です。
紙のカタログやパンフレットは、多くの企業にとって重要な営業・マーケティングツールです。しかし、そこには「コストがかさむ」「環境への影響」といった課題が常に存在します。
今回は、これらの課題を解決する手段として注目されている「デジタルブック」について、その具体的なメリットを深掘りして解説します。
紙媒体が抱えるコストと環境の課題
まず、紙のカタログやパンフレットを制作・運用する際に発生する、具体的な課題を考えてみましょう。
- 制作・配布コストの増大
 印刷代、紙代、デザイン費、在庫管理費、そして発送費。部数が増えれば増えるほど、これらのコストは膨れ上がります。
- 情報の鮮度を保つ難しさ
 製品情報や価格が変更された場合、古いカタログやパンフレットはすべて破棄して、新たに作り直す必要があります。これはコストと時間、そして資源の無駄につながります。
- 環境への影響
 紙の製造には大量の木材資源と水が使われ、印刷にはインクが、そして廃棄時にはCO2が排出されます。企業にSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが求められる現代において、紙の大量消費は見過ごせない課題です。
デジタルブックが解決する2つの大きな課題
これらの課題を解決する有効な手段が、デジタルブックです。
コストの大幅削減
デジタルブックを導入すれば、紙媒体にまつわるコストを大幅に削減できます。
- 印刷費と郵送費がゼロに:デジタルデータとしてオンラインで提供するため、物理的な印刷や郵送にかかる費用がなくなります。
- 改訂コストを最小化:内容の更新が必要な場合も、データを修正するだけで済みます。最新版をすぐに公開できるため、常に正確な情報をユーザーに届けられます。
環境に優しい企業活動
紙を使わないデジタルブックは、環境負荷の低減に直接的に貢献します。
- 資源の節約:紙の原料となる木材や製造に必要な水の消費量を削減できます。
- 廃棄物の削減:古い資料を処分する必要がなくなり、ゴミの削減につながります。
これらのメリットは、環境に配慮する企業としての姿勢を顧客や社会に示すことにもつながり、企業イメージの向上にも貢献します。
まとめ
デジタルブックは、単なるWebコンテンツではありません。
「コスト削減」と「環境配慮」という、企業にとって重要な2つの課題を同時に解決できる、非常に有効なソリューションです。印刷や発送にかかっていた人的リソースを、他の業務に振り分けることも可能になるでしょう。
「紙のカタログをそろそろ見直したい」「企業としてもっと環境に配慮した取り組みを始めたい」とお考えでしたら、ぜひ一度デジタルブックの導入をご検討ください。

